鉄道コレクションの201系から、2007年の全国新作花火競技大会臨時列車のトタT110編成を製作しました。
•実車について
今でも諏訪湖の花火大会の際に首都圏地区から車両が貸し出されていますが、中央線の201系が現役だったころは同車が貸し出されていました。
2007年9月の全国新作花火大会の際は廃車回送も兼ねてT110編成が長野に送り込まれ、一度長野総合車両センターに入区。例年は臨時幕で運行されていた諏訪湖花火臨時列車ですが、この時は付属編成に「スターマイン」「ナイアガラ」、基本編成に「上諏訪」の行先表示が追加され、最後の活躍に花を添えました。
行先コマ追加もかなりアツいのですが・・・
201系からE233系への置き換え時、E233系と201系の分割位置の違いから、多くのH編成は編成組み換えを行わず、分割機能を封印してT編成へと編入される措置が行われました。T110も長らくつけていた”H”のゼッケンを脱ぎ、H15からT110へと変更され、貫通編成扱いで運用されていました。
しかし、廃車直前に諏訪湖花火臨時に充当されたことで、基本編成と付属編成がそれぞれ別々で運用されることに。中間先頭車には段ボール製の”T110”の編成番号札が用意され、分割編成であることを生かした運用が行われました。
T編成に編入されたことでもう先頭に立つことはないと思われていた中間先頭車が、最後の最後で活躍したのでした。
•模型について
ペンギンモデルの「さよなら201系中央線【限定品】」のステッカーには、さよなら運転関連のステッカー以外にも2007年全国新作花火大会関連の追加コマや編成番号札が収録されているので、それを用いて製作。
段ボール製の仮設の編成番号札まで再現されており、ペンギンモデルのこだわりを感じます。
クハ201はH7編成のものを使用した関係で運転席横のルーバーが撤去されていたので、余っていた京阪神緩行のクハからルーバーのみ移植し、そこだけ塗装しています。(なんか写真で見るとめちゃくちゃ溝埋まってるように見えますが肉眼で見るといい感じです)
その他の加工はいつもの鉄コレ201の加工内容と同様で、屋根など各部の再塗装と車番変更程度の軽いものです。
201系 トタT110編成(付属編成)完成
— 中央快速 (@JR201_ChuoRapid) 2023年12月26日
長野生活もあと数か月なので、長野らしい(?)201系の2007年諏訪湖花火臨時列車仕様を製作。
いつも通りの加工を施した鉄道コレクションの201系に、ペンギンモデルのシールを貼っただけのお手軽加工です。 pic.twitter.com/aXKF8idqeR
tomixから201系が製品化されても、クオリティが高くバリエーションが豊富な(しかも安い)鉄コレ201系でまだまだ遊んでいきたい所存。
所属表記とかが印刷済みで完成までのハードル低いのもインレタが苦手な私にはうれしいですし笑
最後までお読みいただきありがとうございました。