グリーンマックスのエコノミーキットから、クモユ141を製作しました。
製作のベースはエコノミーキットのクモユニ82とクモハ123です。
クモユニ82からの改造用としてクモユ141の前面パーツも出ていますが、前面の印象がイマイチだったのでクモハ123の前面パーツを使用することとしました。
とは言ってもこの前面がそのまま使えるわけではないので、余計なモールドを切除したり足りないものを追加したりしていきます。
加工したものがこちら。
タイフォンやステップの撤去、手摺の増設、ジャンパ栓の移設などを行っています。
続いて側板
噂には聞いていましたが、側面の郵便表記がモールドで表現されています。昔の製品ですが、かなりシャープに造形されていてびっくり。
まあ塗分け線モールドもろとも切除しちゃうんですけどね。
クモユ141は改造ベースとなるクモユニ82と違い、側面には一段下降窓がなく、すべてHゴム支持の窓なのですが、今回は目をつぶることとしました。(再現するならもう一個クモユニ82の側板をもってきて切り継ぐのがいいのかな?)
屋根はクモハ123の屋根を用い、実車の写真を見ながらホイッスルや信号炎管、避雷器、クーラーやベンチレータの穴をあけました(写真撮ってなかった)。パンタ台もトミックスのパンタグラフがのせられるようにプラバンで製作しました。
パンタの配管ですが、当然クモハ123とクモユ141では全く異なります。本来ならパイピングで再現したらよいのですが...資料も技術もないのでまるっとオミットしてしまいました。まぁ”エコノミーキットらしさ”ってことにしておきます。
各パーツがあらかた仕上がったところで組み上げていきます。
前面と側面が別の車両由来なのでパーツの合いが死ぬほど悪く、前面パーツの裏面をかなり削ったりヤスったりしました。
(別の車両の前面と側面が合わないのはまあいいとして、クモユニに付属の床板が同じセットに入ってるクモユニの側板と合わないのはどういうことやねん。)
車体を四角く組んだところで屋根を乗せていきます。
車体の側板が長いのか屋根が短いのかわかりませんが、1mmほど隙間ができてしまったのでプラ板&瞬間接着剤で埋めました。
車体が組みあがったらサフ→ヤスリを繰り返して満足いくまで車体を整え、オレンジ→緑→グレー(屋根)の順に塗装。
床下は、セット付属の機器や手持ちの余剰パーツなどを組み合わせてそれっぽく製作。
連結器は床板&車体の干渉する部分を削ってから配管付きTNをねじ止めしました。
各部に色差しを行い、インレタを転写し、クリア塗装を施して完成です。
鉄コレのクモヤ143-52と連結。クモヤ143-52はクモニ143からの改造車なので、細かいところを気にしなければクモユ141の相方としてピッタリ…なんですが、やっぱりクモニとしてもう一両欲しくなります。あとクモユニ143とかクモニ83も…
沼ですな。
クモユ141 完成!
— 中央快速 (@JR201_ChuoRapid) 2023年9月16日
グリーンマックスのエコノミーキットを組んでみたくなり、初挑戦。
前面はクモハ123のものを加工し、側面はクモユニ82のものを使用しました。 pic.twitter.com/yfg6TGteSR
最後まで読んでいただきありがとうございました。